アーユルヴェティック通信AYURVEDICPRESS

vol.20 ギーの効用

ギー(精製されたバターの一種)は何千年もの間インド料理に使用されてきており、非常に長い歴史をもっています。

ちょうどアメリカ料理にバターやマーガリンが使用されているようにインド料理においてギーは必須のものであり、

栄養上も欠くことはできません。

ギーはまた料理の領域を超えて、インド文化においてしばしば宗教的儀式や伝統医療に用いられています。

ギーは栄養的、健康的見地からもたいへん有益です。

 

ギーは水素添加された油を含まず、健康志向の料理人たちにも人気があります。

加えて精製の過程において牛乳のすべてのタンパク質が取り除かれるのでラクトースフリーになることにより、

ますます栄養価が高まり、ラクトース不耐症の人々にとって、より安全な選択肢となっています。

無題

精製されたバターは主に飽和脂肪からできています。

1テーブルスプーンあたり最大14gの脂肪を含みますが、人工添加物や保存料、トランス脂肪酸は含みません。

大量のギーを摂取することは健康上よくないのは明らかですが、豊かなコクがありますので

ほんのわずかな量で充分効果があり、低脂肪ダイエットにぴったりです。

目安として他のバターや料理用油がテーブルスプーン4杯必要なところ、ギーであればテーブルスプーン1杯で充分です。

 

ギーは胃酸の分泌を促し、消化を助けますが、一方バターや他の油等の脂肪は消化を遅らせ胃もたれをおこすこともあります。

試験や研究は継続中ですが、インドでの医療において、潰瘍や便秘の改善、また目や肌の健康増進のため使用されてきました。

アーユルヴェーダ療法においては何千年も前から、ギーは学習能力を向上させ記憶保持力を高めると言われてきました。

 

高い栄養価に加えて、ギーは抗酸化作用にも優れており他の食物からビタミンやミネラルを吸収しやすくする働きがあり、

身体の細胞の隅々まで栄養を行き渡らせて免疫システムの強化にも役立ちます。

抗ウイルス性を持つ脂肪酸である高濃度のブチル酸は、癌性腫瘍の増殖を抑制すると言われています。

 

調理する際には、それぞれのドーシャ(体質)に合わせてギーを「ハーバライズ」して調整できます。

こちらにそれぞれのドーシャ(体質)に合わせた、食欲をそそり、香りをよくするために加えることのできるスパイスや香味をいくつかご提案しておきましょう。

 

ヴァータ体質:

香辛料:クミン、しょうが、セロリの種、コロハ、シナモン、カルダモン

クローブ、タマリンド

甘味:もも、オレンジ

 

ピッタ体質:

香辛料:コリアンダー、フェンネル、ターマリック、パセリ、パクチー

サフラン、ローズマリー、ミント               

甘味:ローズ、ココナッツ

 

カッパ体質:

香辛料:しょうが、黒コショウ、ターメリック、シナモン、クローブ

甘味:クランベリー、りんご、なし

 

 

 

※この文章はスンダリUS本社が、アーユルヴェーダの知識について記したもの(Herbalized Ghee)を忠実に日本語訳したものであり、美容の効果効能を唱っているものではありません。また、日本国内における化粧品の効能効果とは一切関係ありません。

 

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