アーユルヴェティック通信AYURVEDICPRESS

Vol.14 アーユルヴェーダと関節のケア

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関節障害は世界中で何百万人もの人々に悪影響を及ぼしています。50歳以上のアメリカ人の80パーセント以上が何らかの関節に関わる心配事をかかえていることを報告しています。原因は、肥満から遺伝まで多岐にわたり、不適切な動き、力の入れすぎ、ストレス、食事やライフスタイル等もふくまれます。

アーユルヴェーダは主に二つのタイプの関節の問題を確認しています。第一のタイプは、栄養不良の関節または低い骨密度や、総体的な関節の弱さを伴ったヴァータのアンバランスです。この種の問題は不快感やボキボキという音から始まり、もし放置すれば最終的には関節の固定化という結果になります。循環、代謝そして食物を吸収する能力が弱まれば、結果として骨の組織が十分な栄養を受け取れず退化し始めます。この事態を防ぐのを助けるためにヴァータの手順に従いましょう。すべての六つの味(甘味、酸味、塩味、苦味、渋味、辛味)をあなたの食事に取り入れましょう。ヴァータの体質を鎮めるのを助けるためには甘味、酸味そして塩味を選び、苦味、渋味、辛味のある食物はあまり食べないようにしましょう。ヴァータを鎮めるためのダイエットとして取り入れるべき他の健康的な食物は、少量のギー(浄化されたバター)を加えた水で調理されたキノア、ライ麦やアマランスのような穀物、調理したてのオーガニックの野菜、ひき割りのムング豆のスープ、そして甘くオーガニックでジューシーな果物です。ミルクを含むカルシウムが豊富な食品やほうれん草、ケール、アスパラガス等の野菜や根菜を食べることは大切です。

第二の関節の問題は、関節における毒素の過負荷に伴うもので、それは体内の多すぎる毒素が原因です。アーマが関節に蓄積すると、まずこわばりとぎこちなさを引き起こします。もしそれが長い間そこに留まると関節は腫れて痛みます。湿気が多く寒い気候はこのタイプの関節の問題を悪化させます。

もし、アーマを解消するために何の手立てもせず、それが長期間関節に留まればやがてアーマは、より刺激性があり反応性の高い性質でアーマより毒素の強い状態であるアーマヴィシャに転換します。
アーマヴィシャは関節が炎症をおこし腫れて痛む原因となります。このような環境下ではアーマは毒性のあるシュレーシュマの状態を引き起こします。シュレーシュマは可動性を制限し関節内の循環を乱します。もし、アーマ、アーマヴィシャ、そしてシュレーシュマが関節内に長期間放置されれば、最終的に関節の組織や骨そのものが損傷されます。関節や骨に一度これらの変化が起これば、それを治すのは非常に困難となります。

アーマを減らすダイエットは暖かく、胃にもたれず乾燥した消化しやすい食品から成り立っています。消化を促進する栄養のあるスープ、暖かく調理したての穀類、野菜類がアーマを減らすダイエットの柱となるものです。消化作用を適切に保つために昼寝を避けて午前6時までに起床できるように早めに床につきましょう。毎日30分運動し、その場合あなたが楽しめるタイプを選びましょう。もしあなたがよりカッパ体質であれば、バランスのとれた状態のためにより活発な運動が必要かもしれませんが、ほとんどの人々にはヨガのポーズに加えて早歩きの散歩が理想的です。あなたの日課のなかにこれらのシンプルな変化を取り入れるだけで、より軽やかに、そして力強さを感じるでしょう。

関節のケアについては予防が最も効果的です。体全体を循環し関節に定着したアーマを取り除くには大変な努力が必要です。そこで一度アーマを取り除くことで関節の問題のケアを始めたら、今後はアーマを蓄積させないように細心の注意を払わなければなりません。朝、あなたの舌を検査しましょう-荒れて白くこけが生えていてはいけません。もしあなたが正しい食事をとっているのなら、食後の倦怠感を感じるはずはありません。あなたが関節に少しでもこわばりとぎこちなさを感じたら、アーマの蓄積を防ぐため、すぐにこれらのすべての勧めを開始すべきです。予防は治療に勝るとは、まさにこのことです。

*この文章はスンダリUS本社が、アーユルヴェーダの知識について記したものを忠実に日本語訳したものであり、美容の効能効果を唱っているものではありません。また,日本国内における化粧品の効能効果とは一切関係ありません。

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